てるうさは、農家であり一番近い消費者なのです。
岸和田にある畑、
『てるうさファーム』では、
自分たちがおいしい、
安全と思う野菜を作っています。
堺・北花田にあるお店では、
てるうさファームで
採れたお野菜を売っています。
そして、畑で採れた野菜を
調理し、お店で提供しています。
野菜を作って売る。
だけでなく
自分たちが育てた野菜を使って調理すること。
それは、同時に
農家の料理をお客様に
食べていただけること。
その反応を
直接お客様から頂ける、
それが、最大のメリットと
思っています。
野菜の本来の味を見るだけでなく、使い勝手も考える
てるうさファーム&キッチンは
生産者であり、
一番近い消費者でもあります。
お店で調理するのは、
私やまじ。
私は、そんなに
難しい料理はしません。
いつも、家で作るような
そんな料理です。
お野菜を
買っていただける方は、
私と同じ、主婦の方が
ほとんどですから。
え~。
凝っている料理でないんですか?
なんだか残念。
と思われるかと思います。
簡単、手軽、でもおいしい。
それが一番大事だと
思っています。
てるうさファーム&キッチンは、
いわば
お野菜のアンテナショップ。
お店で食べた料理を
家でも作ってみたいな。
作れそうかも。
って思っていただける
場所なのかなと思っています。
おうちで調理することを意識してみる
ごはんは、ほぼ毎日食べます。
そのごはんを作る人は、
出来るだけ使い勝手が良くて
おいしいのがいいなと
思っています。
たぶん。
私がそうですから。(笑)
『家で調理すると
こんな感じかな。』
『めんどくさいでこの野菜。』
『店で使うんやったら
ええけどな。
家では使いにくいで~。』
とか自宅で使う事を
想像してみます。
そして、
『おいしい。
この野菜意外とやるやん。』
『見た目ええけど、
あんまり美味しくないな。』
とか、意外な発見も
あったりします。
『こないだお店で出したら
めっちゃ評判よかったで~。』
とか、使い勝手や味、
お客様の反応などを
生産者のおっとーに
ダイレクトに伝えます。
生産者からの意見や要望も来る
逆に生産者側からも
色々意見や要望がやってきます。
『こんだけ時間や手間かけて
育ててんじゃ~。
なんとか、無駄なく
調理出来んのか~。』
とか、
『間引き菜とか
人参の葉っぱとか
ランチで食べてもろて
おうちでも使って
もらえんかな。』
『自分とこで種とって
育ててることアピールしてくれ。』
とか、
生産者側からの要望などをメ
ニューに取り入れたり、
お野菜ネタをお店でお話しさせて
いただいたりしています。
お互いの仕事は、ほとんど手伝わない
てるうさファーム&キッチンは、
私、やまじとおっとーの
2人でやっていますが、
お互いの仕事は、
しっかり分かれています。
意見交換はするけれども、
お互いの仕事を手伝うことは、
ほとんどありません。
多分お互い、得意、不得意が
はっきりしているのだと
思います。
私は、畑仕事、
ポンコツですから。(笑)
だから、お互い客観的に見れて、
率直な意見交換が出来るのだと
思います。
てるうさファーム 【畑の知識】
畑仕事は、植え付けや栽培も
大事ですが、
一番最初に関わる種のことから
始まります。
固定種・F1種など種の種類の事。
どんな品種にするのか、
どんな肥料を与えるのか、
肥料の内容と与え方など
土づくりで大事な微生物の事。
その微生物を育てる工夫。
有機栽培で問題視される
硝酸態窒素など。
それを出さないように
土づくりすること。
有機栽培の現状とこれから。
環境・気候の事。など
毎年環境が変わる今、
色々試行錯誤を繰り返し
栽培しています。
日々、勉強です。
てるうさキッチン【料理の知識】
毎日の食事作り、
そのヒントになるように、
家庭での調理方法と使い勝手。
調理中に発見する
野菜の生理現象。
食べやすくする工夫。
加工・保存方法の工夫。
一緒に使っている食材との相性や
食材を選ぶ基準。
などなど、
こちらも日々
試行錯誤工夫を重ね勉強中です。
情報共有で、栽培する野菜を選んでいる
ファームとキッチンが
お互い知識を共有できるように
情報交換を重ね。
時には、バトルを重ね。(笑)
栽培する野菜をセレクトし、
その野菜をおうちでも再現して
食べてもらいやすいように
調理して提供する。
そんなお店。
てるうさ
ファーム&キッチンです。
改めて書くと
なんか、たいそうで、
すごい取り組みやってます。
みたいな、感じですけど、
これがてるうさの日常なのです。(笑)