お客様から、なんで
『てるうさ』なんですか？と
よく、聞かれます。
確かに、
『てるうさ』って何？
って思います。
不思議な響きで
なんか、意味ありげだと
思ってしまいますよね。
なので今回は、
『てるうさ』の名前の謎を
書いていきます。
最初に言っておきます。
すんごい荘厳なストーリーは
ありません。（笑）
お店の名前を決めるのは、悩みます。
2010年頃
そのころ、やっと大阪の
準農家制度を経て
畑を借りる事ができたので、
お店をしようと
物件探しをしていました。
いろいろ探していると、
ちょうどいい物件が、
家の近くにあったので、
そこを借りてお店を
はじめる事にしました。
お店をオープンするには、
屋号（お店の名前）が必要です。
これは、ずっと使う名前なので
悩みます。
かっこいい名前にするか？
おしゃれな名前にするか？
何にするかのか、家族会議
で決める事になりました。
≪ヤマジ≫
『なんとか組ってよくない？』
『昔よく行ってた
イタリアンレストラン。
ほら、赤穂のさくらぐみ。
みたいなん、なんかええやん。』
『美味しかったよな～。
また、行きたいよな～。
あんな、お店にしたいな～。』
いいね～と、
『さくらぐみ』決定しましたが、
同じ、さくらぐみは
ちょっとなと。
さあ、何組にするのか？
≪おっとー≫
「そういえば、
まお、プレ幼稚園の組
うさぎさんやったよな～。」
うさぎぐみさん。かわいいやん。
と、いう訳で
うさぎ組に決定！
食べもんやで、うさぎか～。
いきなり、
ウサギグミもなんかな～。
≪まｰすん≫
「『てるてる』つけたら
いいと思う。」
なんで？てるてる？
『なんかお日様みたい。』と
娘が言う。
そうか、うさぎが子供で
お日様が大人
おとなが子供を
明るく照らすイメージなのかな？
『てるてるうさぎ組』
おお。なんかええやん。
と、いう訳で
『てるてるうさぎ組』という
屋号となりました。
めでたしめでたし。
とは、いかなかった。
なかなか覚えてもらえないので、略してみた。
『てるてるうさぎ組』
という名前で
オープンすることになりました。
あの頃、お店を出すことに
全くと言っていいほど
知識がなかった私たち。
名前を決めた時
覚えにくいかもって
概念が全くなかった。
『長いし、言いにくいし、
おまけに、覚えにくい。』
やばい、3重苦ですやん。
今、考えたらアウトやん。
無知てすごい。
しかし、
みんなおぼえてくれないと
意味がない。
どんな店かもわからない。
当時、ママ友から
『ヤマジカフェ』と
呼ばれていた時期もありました。
あかんやん。名前変わってるし。
「よし、長いなら、
短くしてやる。」てことで、
『てるてるうさぎ組』を略して
カフェをつけてみた。
『てるうさカフェ』
おお～。ええ感じ。
なんか、しっくりくるで～。
と、いう訳で
『てるうさ』となり、
なんとか認知して
いただけるようになりました。
そして、『てるてるうさぎ組』は
『てるうさカフェ』となり、
5年が経ちました。
そのころ、ふと思うことがあり、
『てるうさカフェ』は、
畑があってのお店やな～と。
実は、初めてのお客さまに、
「うち、畑やってるんです。」と
説明することが多かったんです。
日が経つにつれ、
毎回説明するより、
もっと違う形でアプローチ
出来へんかなと思ってきました。
そして、思い切って
2016年12月6日
ちゃんと畑もアピールする為に
『てるうさファーム＆キッチン』
に改名しました。
『てるうさファーム＆カフェ』
でもいいんじゃない？
って思いますが、
『てるうさ』は、
ファームで野菜を作って
キッチンで使う。
生産者であり、
消費者ってことで、この名前なのです。
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